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ようこそ機能ガラス工学研究室へ

ガラスの歴史は古くて、紀元前から人間社会に欠かせない材料として使われてきました。現代ではガラス容器、板ガラスに限らず、最先端のIT社会を支えるディスプレーや光ファイバもガラスでできています。まさにガラスはエコフレンドリーな材料です。これ以外にもガラスが活躍する分野があるはずです。当研究室では未来社会の構築に資する、機能性新規ガラスおよびガラスセラミックスの創製、プロセス開発に基づく研究に取り組んでいます。近年ではレアメタルを用いない酸化物セラミックスから構成される全固体ナトリウムイオン電池の開発に産学共同で開発に成功しています。
 材料工学・化学の分野だけにとどまることなく、機械・電気電子・ICTを積極に取り入れた、幅広い分野で活躍できる学生を育てています。
  


卒業・修了生の就職先 
旭ダイヤモンド工業株式会社, AGC株式会社, SMK株式会社, クアーズテック株式会社, 株式会社コロナ, コーニングジャパン株式会社, 株式会社 GSユアサ, シャープ株式会社, セントラル硝子株式会社, 太陽誘電株式会社, 東海高熱工業株式会社, DOWAホールディングス株式会社, 豊田合成株式会社, 日本電気硝子株式会社, 日医工株式会社, 日本原子力研究開発機構, 株式会社日本製鋼所, 日本電波工業株式会社, パナソニック セミコンダクターソリューションズ株式会社, 株式会社日立パワーソリューションズ, 日野自動車株式会社, 株式会社フォノン明和, 双葉電子工業株式会社, 古河電池株式会社, 古河マグネットワイヤ株式会社, BOSCH JAPAN, 千葉県高校教師

学会発表のお知らせ

今週行われる第71回応用物理学会春季学術講演会に、当研究室から以下のとおり発表します。

酸化銅を添加したビスマスケイ酸塩ガラスの結晶化, 黒岩愛帆, 本間剛, 大幸裕介, 篠崎健二, 講演番号:23p-12M-9
[第55回講演奨励賞受賞記念講演] レーザー照射によるスズ鉄ケイ酸ナトリウムガラス負極と固体電解質間の界面形成と緻密化, 佐藤史隆, 本間剛, 講演番号:23p-12M-8

また、先週行われた日本セラミックス協会2024年会にて以下の通り発表しました。
ガラスの熱処理によるNa2Al2B2O7の結晶化, 城戸秀輔, 本間剛, 講演番号:1P88
レーザー誘起による Na3Zr2Si2PO12の溶融凝固と緻密化, 藤井千宙,本間剛, 講演番号:1J24

国際会議発表のお知らせ

2024年1月29日から2月2日の日程で米国フロリダ州デイトナビーチでで開催されたThe American Ceramic Societyの48th International Conference and Expo on Advanced Ceramics and Composites (ICACC2024)にて講演を行いました。

S6 Advanced Materials and Technologies for Rechargeable Energy Storage

(ICACC-S6-026-2024) Synthesis of highly dispersed metallic bismuth nanoparticles in CuO-Bi2O3-SiO2 glass-ceramics for sodium ion battery anode
Manaho Kuroiwa, Tsuyoshi Honma, Yusuke Daiko

(ICACC-S6-037-2024) Laser-induced melting of tin-iron-soda-silicate glass on solid electrolyte, Fumitaka Sato, Tsuyoshi Honma

学会発表

2023年11月28日から11月30日の日程で開催された第64回電池討論会にて発表を行いました。

2B06 レーザー照射によるスズ鉄ケイ酸塩ガラスと固体電解質接合界面の形成
佐藤 史隆1、本間 剛1 (1. 長岡技術科学大学)
3F21 銅ビスマスケイ酸塩結晶化ガラスの作製とナトリウム脱挿入
黒岩 愛帆1、本間 剛1、大幸 裕介2 (1. 長岡技術科学大学、2. 名古屋工業大学)
3C23 高耐水ナトリウムイオン電池隔壁のためのNa3Zr2SiP2O12結晶化ガラスの結晶化メカニズム解明とイオン伝導特性
榮田 健人1、篠崎 健二1,2、橘田 晃宜2、助永 壮平3、本間 剛4 (1. 大阪大学、2. 産業技術総合研究所、3. 東北大学、4. 長岡科学技術大学)

2023年11月27日から28日の日程で開催された第64回ガラスおよびフォトニクス材料討論会にて発表を行いました。

PI01 レーザー誘起による遷移金属イオンを含むソーダリン酸塩ガラスの形成
(長岡技科大)○本間 剛, 阿久澤 智也, 関川 史記
PIII03 長岡技術科学大学 機能ガラス工学研究室の紹介
(長岡技科大)○本間 剛

JST GTeXに参画します

JSTの革新的GX技術創出事業(GTeX)における蓄電池研究開発の分野「高エネルギー密度・高安全な硫化物型全固体電池の開発」(研究代表:大阪公立大 林晃敏 教授)のチーム型研究に当研究室が参画します。当研究室が得意とするガラスセラミックス系活物質や活物質および固体電解質間の界面形成プロセスを通して、高エネルギー密度・高安全な硫化物型全固体電池実現にむけた基盤技術を開発してまいります。

詳しくはGTeXのホームページをご覧ください。

受賞のお知らせ

本間教授が第76回新潟日報文化賞 学術部門を受賞しました。機能性結晶化ガラスの基礎研究をナトリウムイオン電池、さらには全固体ナトリウムイオン電池へ展開し、現在社会実装に向けた取り組みが進められています。授賞式は11月1日に新潟日報メディアシップにおいて行われます。

詳しくは大学のホームページをご覧ください。