Raspberry piに K熱電対ロガー (2)

前回に引き続き、今回はようやく熱電対2チャンネル分の動作まで確認できた。

外観はこんな感じ

Raspberry piに熱電対モジュール2つ接続した外観

Raspberry piに熱電対モジュール2つ接続した外観

SPIシリアルは基本的にはSSで機器を判別するので、配線は以下の通りとなる。

SPIシリアルピンと2つのK熱電対モジュールの配線図

SPIシリアルピンと2つのK熱電対モジュールの配線図

配線はなるべく短いほうがいいようです。とりあえず手元にあった古いLANケーブルを切り刻んでハンダ付けしましたが、十分OKでした。

あとはmax31855.pyのコードを2チャンネル分読み取るように編集すると完成。

5秒毎の室温を2ちゃんねる同時に測定し、libreofficeでグラフ表示

5秒毎の室温を2ちゃんねる同時に測定し、libreofficeでグラフ表示

概ね安定して測定できています。もう少しノイズ対策したらばらつきは改善するのかもしれません。windowsでプログラミングするようになってからあまりきにしていませんでしたが、pythonはインデント位置が厳密になっていて、綺麗にコードが書けるように配慮されています。あとはRS-232cポートを取り付けて、シリアル制御もできるとさらに可能性が広がります。できればUSBTMCも制御できてしまうと完璧なんですが。GPIBはとても大好きですけど遅いしもういらないかな・・・だれかUSBTMCドライバ開発してください。